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  1. 仙台市議会 2009-10-09
    平成21年第3回定例会(第8日目) 本文 2009-10-09


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:     午後一時開議 ◯議長(野田譲)これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第八号に記載のとおりであります。          ────────○────────     日程第一 会議録署名議員の指名 2: ◯議長(野田譲)日程第一 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第百十条第一項の規定により、伊藤新治郎君及び木村勝好君を指名します。          ────────○────────     日程第二 諸般の報告 3: ◯議長(野田譲)日程第二 諸般の報告を行います。  まず、去る九月二十八日、相沢芳則議員が御逝去されました。まことに痛惜哀悼にたえません。ここに謹んで御報告申し上げます。  追悼演説について、鈴木繁雄君より発言の申し出がありますので、発言を許します。     〔四十三番 鈴木繁雄登壇〕 4: ◯四十三番(鈴木繁雄)議長のお許しをいただきました。仙台市議会議員同期生のよしみのゆえをもって、僭越ながら議会の皆様にかわり、故相沢芳則君の御冥福を祈り、謹んで追悼の言葉を申し上げます。  相沢君、キンモクセイが香り漂うやわらかな秋の雲の上で、君は今何を思い、何をつぶやいているのですか。市民を愛し、仙台市をこよなく愛し、ともに歩み続けてきた来し方二十二年余の歳月は、君にとって一体何だったのですか。あの閖上育ちの独特の語り口、豪放らいらくな笑い声、そして百万ボルトをもしのぐエネルギッシュな行動力、市議会において君の存在感はひときわ大きいものがあっただけに、余りにも唐突な訃報は、今なお信じがたい思いを募らせるばかりです。  人の世はつゆの世ながらさりながら、みずからを納得させようとしても割り切れない気持ちがつい先立ってしまうのです。  思えば君は、昭和六十二年、一九八七年、一般市仙台としての最後の市議会議員選挙において、圧倒的支持のもとトップ当選を果たし、六度の市議会議員選挙において二位に甘んじたことは一度のみ、あとはすべてトップ当選という、ほかの大都市においては到底類例を見ることのできないほどの市民の圧倒的な信頼と御支持を得られ、それがして、力強く活発な議員活動は見事なものであり、仙台市当局は無論のこと、君を知るすべての人々を感嘆させました。  そして、議会においては、議員就任二年目の昭和六十三年六月に、総務財政副委員長に就任されたのを皮切りに、議会における重責を見事に果たされてまいりました。平成四年六月、経済交通委員会委員長、同九年六月、民生衛生委員会委員長として活躍、市民生活の安定化を図るための消費者保護の施策推進に努めるとともに、産業の活性化を図り、中小企業並びに地域商店街振興に貢献、また、社会的にハンディキャップを持つ障害者や高齢者の福祉の充実に尽力されました。特段に君の元気さと明るい持ち味を付しての健康増進対策エネルギー産業に従事されておられました知識と経験を発揮されましての公害対策事業の推進に大いに貢献されました。  私が、今も強く印象に残り、きのうのように思い起こされますのは、本会議並びに都市整備建設委員会における除融雪対策の不十分さを指摘、仙台市民の冬の足をいかに確保すべきか、まさに百万ボルトの熱線ヒーター入りの議論の展開でありました。昨今は降雪の少ない冬が続きますが、どか雪、大雪の続いたあのころの、君の議会におけるまさに雪をも解かす熱い議論なくして、今日の除融雪事業の確立はなかったことでしょう。  そして、防災都市建設調査特別委員会委員長シティーセールス等調査特別委員会委員長を歴任、平成七年より市農業委員会委員を務められたほか、宮城県地域開発推進協議会を初めとして多くの審議会委員を務められ、平成十一年五月より二年間、仙台市監査委員に就任、市行政の公正かつ機能的執行の確保に尽力されました。
     そして、平成十七年六月、第五十六代仙台市議会副議長に就任されました。円滑なる議会運営に、君の持ち前の明るさと、何よりも大地から芽生え日の恵みによりはぐくまれたような何とも言えない温かさを感じさせるお人柄が、いかに円滑なる議会運営に貢献されたか、議会にかかわる者すべての方々が君に感謝しています。そして、ありがとうと言っています。  私たち同期は十七人でありました。十七の字をもじってトナ会、極寒の地に力強く生きるトナカイのように頑張ろうと時折集まり、腹を割っての話し合い、八七年をもじっての華の会、楽しく有意義な視察旅行、移動中、君はいつも寝ているか電話しているかどちらかだったような気がします。そして、懇親会では、杯を持ちながら居眠りしている君を見て、周りの皆も、相沢君はよほど忙しいんだね、本当に大したもんだ、よくやるなと言っていたものでした。  君は、夢、努力、感謝をモットーに、日々の活動はまさに一年三百六十五日を五百日にも七百日にもして活動されていたという奥様のごあいさつがございました。君の二十二年余りの議員生活は、まさに三十年、四十年に匹敵するものであったのですね。御苦労さまでした。  しかし、君は、余りにも速く歩み、走り去ってしまった。もう少しゆっくりでもよかったのではないですか。  ことしは仙台市制百二十年の記念すべき節目、新しい市長を迎え、新たなる発展と飛躍すべき未来の扉を開こうとするとき、君の屈託ない人柄、エネルギッシュな行動力が、我が仙台市議会にとって最も期待され必要とされていたやさきだけに、君を失った悲しみは一方ではありません。  相沢君、願わくば、君、時に雷神となり稲妻となり、まちを照らし導きたまえ。仙台市議会天上に常に君あらんことを思い、これからの仙台市発展のために一層の努力を重ねてまいります。  相沢芳則君、長年にわたる君の友情に心から感謝をし、みたま、とわに安らかんことを祈りつつ、お別れの言葉といたします。 5: ◯議長(野田譲)ここに、故相沢芳則議員の御冥福をお祈りするため、黙祷を捧げたいと思います。  全員御起立をお願いいたします。     〔全員起立〕 6: ◯議長(野田譲)黙祷始め。     〔黙  祷〕 7: ◯議長(野田譲)黙祷を終わります。御着席願います。  次に、本日送付いたしましたように、人事委員会から職員の給与等に関する報告及び勧告がありました。  以上で諸般の報告を終わります。          ────────○────────     日程第三 第百二十一号議案 8: ◯議長(野田譲)日程第三 第百二十一号議案 仙台市副市長の選任に関する件を議題といたします。  市長から、説明を求めます。市長。     〔市長 奥山恵美子登壇〕 9: ◯市長(奥山恵美子)ただいま上程になりました第百二十一号議案仙台市副市長の選任に関する件でありますが、これは、仙台市副市長として稲葉信義君を選任することにつき、お諮りするものであります。  何とぞ慎重御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 10: ◯議長(野田譲)お諮りいたします。ただいま議題となっております第百二十一号議案 仙台市副市長の選任に関する件は、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、本案はこれに同意することに決しました。          ────────○────────     日程第四 第九十四号議案から第百号議案まで及び第百二号議案から第百十八号議案まで(継続議) 12: ◯議長(野田譲)日程第四 第九十四号議案から第百号議案まで及び第百二号議案から第百十八号議案まで、以上二十四件を一括議題といたします。  各号議案について順次委員長の報告を求めます。  まず、決算等審査特別委員会委員長 西澤啓文君。     〔二十六番 西澤啓文登壇〕 13: ◯二十六番(西澤啓文)ただいま議題となりました議案中、決算等審査特別委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会は、去る九月十七日の本会議において、議会選出の監査委員二名を除く議員五十六名をもって構成され、第九十四号議案から第百号議案までの議案の審査について付託を受け、去る九月二十四日以来、委員会を開催し、慎重に審査をしてまいりました結果、十月八日に至り、審査を終了いたしました。  これより質疑の概要を申し上げますが、本委員会は、先ほど申し上げましたような構成により審査を行っておりますので、質疑項目を集約の上、簡略化して報告いたしますことを御了承願います。  まず、質疑について申し上げます。  第九十四号議案平成二十年度仙台市一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件、一般会計歳出第二款総務費においては、包括外部監査について、情報化の推進について、選挙管理事務について、副市長等の外郭団体への再就職について、自治体における広報について。  第三款市民費においては、国際ハーフマラソン及び市民マラソンについて、ユアテックスタジアムの増席について、仙台市勤労者福祉協会について、仙台市体育館の駐車場について、ソフトテニスの振興について、青葉山公園庭球場の存続について、パブリックコメント方式の政策形成のあり方について。  第四款健康福祉費及び国民健康保険事業特別会計並びに介護保険事業特別会計においては、健診事業について、たばこ対策について、社会福祉協議会資金貸付制度について、国民健康保険の資格証及び医療費一部負担金減免制度について、保育サービスの拡充に向けた緊急整備計画について、改善が必要な認可保育所に対する指導について、公立保育所の民営化の撤廃について、住居喪失者の支援について、生活保護行政について、児童福祉行政について、食品の安全性確保対策について、高齢者対策について、ことばのつどいについて、障害者就労支援センターについて。  第五款環境費においては、地球温暖化対策について、有害鳥獣対策について、電磁波対策について、家庭ごみ有料化ごみ減量化について。  第六款経済費においては、東北セミコンダクタの閉鎖に対する対応について、イノシシ対策について、雇用対策について、地域商店街の活性化について、観光への取り組みについて、仙台のPRについて。  第七款土木費及び都市改造事業特別会計においては、街路樹の維持管理について、バリアフリー歩道整備について、自転車等駐車場について、国営みちのく杜の湖畔公園の入園料及び負担金について、元鍛冶丁公園自転車等駐車場について、松島水族館の移転について、仙台駅東のまちづくりについて、道路の維持管理について、泉区高森地内の道路陥没事故について、仙台駅西口ペデストリアンデッキについて、都市計画道路の整備について、泉第二中山土地区画整理事業について、歩道の整備について、河川愛護会について、八木山動物公園について、土砂災害警戒区域について。  第八款消防費においては、救急需要対策、救急力の適正配置について、ドクターカーの運用について、地震時における同時多発災害への対応について、防災センターについて、消防署所の整備について、防災公園について、防災対策における男女共同参画の視点について。  第九款教育費においては、学校規模の適正化について、勤労の大切さと道徳教育について、携帯電話やインターネットへの対応について、学校施設の維持修繕について、市民センターについて、仙台市標準学力検査について、仙台城跡の整備事業について、富沢遺跡保存館と縄文の森広場について、天文台について、教育に関する点検及び評価の結果報告等について、特別支援教育の充実と指導補助員について、生涯学習施設について、郡山遺跡について、学校運営経費について。  歳入においては、財政状況の評価について、収納実績について、収入未済額及び不納欠損額について、不用額について、債務負担行為について、使用料及び手数料について、決算審査意見書について、健全財政のあり方について、本市の財政見通しについて、増税によらない税収増加策について、国の補正予算が執行停止になった場合の想定について、新規滞納者の増加理由について、滞納整理の取り組みについて。  第九十五号議案平成二十年度仙台市下水道事業会計決算認定に関する件においては、下水道管が関係する事故について、汚水整備事業の課題について、雨水対策事業について、郡山ポンプ場について、合流式下水道改善事業について、浄化槽事業について、不明水対策について、地下水のくみ上げについて。  第九十六号議案平成二十年度仙台市自動車運送事業会計決算認定に関する件においては、長町営業所の利用状況について、バス利用者増加策取り組みについて、バス停の上屋整備について、バス乗車券のIC化について、バス事業の管理の委託について、バス路線の充実について、コミュニティバスの実効性について。  第九十七号議案平成二十年度仙台市高速鉄道事業会計決算認定に関する件においては、地下鉄の接近表示と安全対策について、可動式ホーム柵の広告収入について、東西線建設事業の進捗状況と建設費の削減について、低コスト車両の導入について。  第九十八号議案平成二十年度仙台市水道事業会計決算認定に関する件においては、仙南・仙塩広域水道の受水費について、水道事業の合理化について、水需要増加に向けた取り組みについて。  第九十九号議案平成二十年度仙台市ガス事業会計決算認定に関する件においては、家庭用から業務用へのシフトについて、収支状況について、道路占用料について。  第百号議案平成二十年度仙台市病院事業会計決算認定に関する件においては、医師等の増員について、認知症患者数の動向と対策について、政策医療について。  総括質疑においては、町内会育成奨励金について、災害時要援護者支援取り組みについて、財政運営について、市政運営について、組織改正について、エル・ソーラ仙台の見直しについて、東西線について、新政権への要望について、税財源等について、学校施設の改修について、国民健康保険料について、ワッセ森のひろば保育園について、敬老乗車証について、路上生活者等への対応について、子供の貧困について、水族館の移転について、ガス事業民営化について、新年度予算編成方針について、保育所の長寿命化と民営化について、ガス管の道路占用料負担について、市長の政治姿勢について、その他各般にわたる質疑がありましたことは、皆様御承知のとおりであります。  次に、決定の経過について申し上げます。  決定に際しましては、第九十四号議案平成二十年度仙台市一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件のうち、一般会計歳出第二款総務費、第三款市民費、第四款健康福祉費、第五款環境費、第六款経済費、第七款土木費、第九款教育費、歳入第十六款使用料及び手数料、第十七款国庫支出金、第二十一款繰入金、第二十四款市債、国民健康保険事業特別会計後期高齢者医療事業特別会計、第九十六号議案平成二十年度仙台市自動車運送事業会計決算認定に関する件、第九十七号議案平成二十年度仙台市高速鉄道事業会計決算認定に関する件、第九十九号議案平成二十年度仙台市ガス事業会計決算認定に関する件について異議があり、それぞれ起立採決の結果、いずれも起立多数でこれを認定すべきものと決定いたしました。  以上の経過をもちまして、本委員会に付託を受けました議案七件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、いずれも認定すべきものと決定いたしました。  終わりに、委員各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げまして、委員長報告を終わります。  御清聴まことにありがとうございました。(拍手)         ─────────────────── 14: ◯議長(野田譲)次に、総務財政委員会委員長 橋本啓一君。     〔四番 橋本啓一登壇〕 15: ◯四番(橋本啓一)ただいま議題となりました議案中、総務財政委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会に付託を受けました議案は、第百五号議案、第百六号議案及び第百十二号議案の三件であります。  去る九月十八日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。  本委員会に付託を受けました議案三件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員長報告を終わります。  御清聴まことにありがとうございました。(拍手)         ─────────────────── 16: ◯議長(野田譲)次に、市民教育委員会委員長 菊地昭一君。     〔三十三番 菊地昭一登壇〕 17: ◯三十三番(菊地昭一)ただいま議題となりました議案中、市民教育委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会に付託を受けました議案は、第百十三号議案及び第百十五号議案の二件であります。  去る九月十八日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。  本委員会に付託を受けました議案二件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員長報告を終わります。  御清聴まことにありがとうございました。(拍手)         ─────────────────── 18: ◯議長(野田譲)次に、健康福祉委員会委員長 山口津世子君。     〔四十四番 山口津世子登壇〕 19: ◯四十四番(山口津世子)ただいま議題となりました議案中、健康福祉委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会に付託を受けました議案は、第百三号議案、第百四号議案、第百八号議案及び第百十七号議案の四件であります。  去る九月十八日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。  これより質疑の概要を申し上げます。  第百十七号議案指定管理者の指定に関する件に関しまして、「子育てふれあいプラザ長町南指定管理者公募における応募団体数」について質疑があり、これに対しまして、「全部で四団体からの応募があった。」という答弁がありました。  また、「その応募団体の中から、ワーカーズコープを選定した理由」について質疑があり、これに対しまして、「提出書類や面接によって、利用者が主体的に活動できる事業内容であること、乳幼児を持つ親の交流の場として子育てふれあいプラザの施設の役割を十分理解していること、また、立地条件を生かした計画をつくっていることなども高く評価して選定したものである。」という答弁がありました。  また、「選定理由に掲げた項目が他の団体より高得点だったと理解していいのか。」という質疑があり、これに対しまして、「局の指定管理者選定委員会で、具体的な評価項目の得点において、他の団体より高い評価を得たものである。」という答弁がありました。  また、「これまで三年だった指定期間が、五年になった理由」について質疑があり、これに対しまして、「人材育成や雇用の面で質の高い職員の配置が期待できること、施設の管理運営状況を的確に把握できること、また、ニーズ等の変化に柔軟に対応する必要があることなどから総合的に勘案して、子育てふれあいプラザ泉中央の三年から延長したものである。」という答弁がありました。  また、「選定団体のワーカーズコープは東京に本社を置く企業だが、今の経済不況の中、地域雇用及び地域活性化を考慮し、地元の企業を優先する考えはなかったのか。」という質疑があり、これに対しまして、「現在の経済状況や地元の子育て団体の育成などを考えると、地元からの選定による効果はあるものと認識している。しかしながら、他方、一定程度の質の確保と公平性などの観点から、よりよい方法として意欲ある団体を幅広く応募したものである。なお、当該選定団体の申請書の人材確保の項目に、できる限り仙台市内からの人材確保に努めると記載してあることから、一定程度の雇用促進の効果はあるものと考えている。」という答弁がありました。  質疑終了後、決定の審査を行いましたが、本委員会に付託を受けました議案四件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員長報告を終わります。  御清聴まことにありがとうございました。(拍手)         ─────────────────── 20: ◯議長(野田譲)次に、経済環境委員会委員長 佐藤わか子君。     〔二十九番 佐藤わか子登壇〕 21: ◯二十九番(佐藤わか子)ただいま議題となりました議案中、経済環境委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会に付託を受けました議案は、第百七号議案及び第百九号議案の二件であります。  去る九月十八日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。  本委員会に付託を受けました議案二件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員長報告を終わります。  御清聴まことにありがとうございました。(拍手)         ─────────────────── 22: ◯議長(野田譲)次に、都市整備建設委員会委員長 庄司俊充君。
        〔十五番 庄司俊充登壇〕 23: ◯十五番(庄司俊充)ただいま議題となりました議案中、都市整備建設委員会に付託を受けました議案について、審査の経過と結果を御報告申し上げます。  本委員会に付託を受けました議案は、第百二号議案、第百十号議案、第百十一号議案、第百十四号議案、第百十六号議案及び第百十八号議案の六件であります。  去る九月十八日に委員会を開催し、同日審査を終了いたしました。  これより質疑の概要を申し上げます。  第百十号議案仙台市営住宅条例の一部を改正する条例に関しまして、「未就学児のいる世帯への優先選考の内容」について質疑があり、これに対しまして、「市営住宅定期募集において、未就学児のいる子育て世帯を対象とし、抽選玉を一般世帯が一個のところ、当選確率が高まるようさらに一個ふやすとともに、新たに別枠での募集を実施するものである。」という答弁がありました。  また、「市営住宅定期募集及び別枠募集の最近の募集状況」について質疑があり、これに対しまして、「平成二十年度における四回の定期募集において、二百六十一戸の募集に対し、延べ四千二百五十三人の応募があり、その倍率は十六・三倍となっている。また、母子、父子家庭別枠募集を一回実施しており、二十戸の募集に対して百十人の応募があり、その倍率は五・五倍となっている。」という答弁がありました。  また、「昨年一月及びことし七月の母子、父子家庭別枠募集の状況」について質疑があり、これに対しまして、「平成二十年度実施分については約五・五倍、今年度実施分については約四・七倍となっている。」という答弁がありました。  また、「優先入居制度としてスタートさせた母子、父子世帯に対する別枠募集制度についての評価」について質疑があり、これに対しまして、「平均応募倍率が十五、六倍のところ、抽選優遇がない世帯については二十倍を超え、抽選優遇を行った世帯については十四、五倍の平均倍率となっており、抽選優遇が一定の効果を持っているものと考えている。」という答弁がありました。  また、「市営住宅の量的整備の必要性」について質疑があり、これに対しまして、「管理戸数を維持しながら建てかえなどを進めていくのが現在の方針である。一方、今後の住宅政策の方向性の一つとして、住宅セーフティーネットの機能の確保が重要となっており、公営住宅を柱としながら、その他の公的賃貸住宅民間賃貸住宅を活用するなど、総合的な取り組みを行っていく必要があるものと考えている。新たに策定する住生活基本計画を検討する中で、住宅セーフティーネット機能の確保において市営住宅が果たす役割を整理し、その役割に応じた市営住宅の供給について検討していきたい。」という答弁がありました。  また、「住まいを求めながらも困窮している方がふえている状況に照らし、市民の声にこたえる形での計画づくりを進めるべきと思うが、いかがか。」という質疑があり、これに対しまして、「これからの住宅政策は、住宅セーフティーネット機能をいかに確保するかという観点からの取り組みが大変重要であるが、公営住宅を柱としながらも、公営住宅だけでその機能をすべて確保することは大変難しい状況にある。このため、公的賃貸住宅民間賃貸住宅といったものを総合的に活用し、その中で公営住宅の供給の仕方を検討していきたい。」という答弁がありました。  また、「借り上げ市営住宅取り組みの状況」について質疑があり、これに対しまして、「平成二十年度と平成二十一年度におのおの五十戸の募集を行ったところ、平成二十年度については応募がなく、今年度の募集では一件十戸の応募があった。」という答弁がありました。  また、「応募が少なかった理由の分析」について質疑があり、これに対しまして、「市側が想定している借り上げ料と提案をされる方の借り上げ料に差があったこと、そのほか、構造や階層、その他の部分でも若干の相違があったということが原因だと思われる。」という答弁がありました。  また、「利活用しやすい制度とするための工夫や見直し」について質疑があり、これに対しまして、「事業関係者などから意見を聴取した上で、募集要件を総合的に見直し、年度内に改めて募集を行いたい。」という答弁がありました。  また、「高齢化が進む入居者への生活支援の取り組みについて、他部局とも連携の上、一層強めていくべきと考えるが、いかがか。」という質疑があり、これに対しまして、「高齢者が安心して居住できるよう、平成五年度以降に建設した住宅はすべてバリアフリー化している。また、袋原、四郎丸、茂庭第一の市営住宅については、シルバーハウジングを設置するほか、既存住戸の改善なども行ってきたところである。また、現在、鶴ケ谷第一市営住宅を建設中であるが、これについては福祉部局との連携を図り、シルバーハウジングの設置や、市営住宅エリアに隣接して福祉施設を誘致することなどにより、高齢者や障害者の方々が安全・安心に暮らせるような環境形成に取り組もうとしている。今後、こうしたハード面に加えて、ソフト面でも対応が必要と考えており、福祉部局との連携をさらに強化していくなど、よりきめ細やかに対応していきたい。」という答弁がありました。  質疑終了後、決定の審査を行いましたが、本委員会に付託を受けました議案六件は、お手元に差し上げました審査報告書のとおり、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、委員長報告を終わります。  御清聴まことにありがとうございました。(拍手)         ─────────────────── 24: ◯議長(野田譲)これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯議長(野田譲)質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  各号議案のうち、第九十四号議案、第九十六号議案、第九十七号議案及び第九十九号議案について、嵯峨サダ子君から通告がありますので、発言を許します。     〔四十七番 嵯峨サダ子登壇〕(拍手) 26: ◯四十七番(嵯峨サダ子)嵯峨サダ子です。日本共産党仙台市議団を代表して、今議会に上程されている議案二十四件のうち、第九十四号議案平成二十年度仙台市一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件、第九十六号議案平成二十年度自動車運送事業会計決算認定に関する件、第九十七号議案平成二十年度仙台市高速鉄道事業会計決算認定に関する件、第九十九号議案平成二十年度仙台市ガス事業会計決算認定に関する件の四件に反対の立場で討論を行います。  今議会は、一期四年で市長の座をおりた梅原市長にかわって選ばれた奥山新市長を迎えての初めての定例会となりました。決算年度に梅原前市長は、行財政集中改革の名で、ごみの有料化を実施し、原町保育所と大野田保育所の廃止を決めました。また、小中学校の統廃合、ガス事業の民営化、エル・ソーラ仙台の移転縮小計画を進めてきました。これに対して、地域住民や市民団体の反対の声や運動が、かつてないほど高まりました。市政を変えてほしいという市民の願いは強いものがありました。それだけに、今議会で奥山市長がどのようなスタンスで市政運営に臨むのか、市民は関心を持ち注目していました。  奥山市長には、これまで国が押しつけてきた構造改革路線に決別して、市民の福祉や暮らしを最優先にする市政への転換が期待されています。しかし、今議会における奥山市長の答弁は、梅原市長と変わらない答弁が多く、市民の期待はそがれています。特に、エル・ソーラ仙台については、可能な限り費用の節減を図る必要があると答えています。移転縮小までも選択肢に含めていることに対し、多くの市民が、がっかりしました。  また、市民的な問題になっている公立保育所の廃止、民営化についても、奥山市長は推進すると述べました。決算年度、仙台市の保育所待機児童数が日本一多い数になり、年度末には一千八百二名にも上りました。待機児童を急いでゼロにすることは、市民の切実な願いであり、緊急に行うべき課題です。そのためには、保育所整備は、待機児童をゼロにする決め手である公立保育所をまずもって維持し、さらに増設することが必要です。公立保育所の廃止計画は、国の誘導策に乗って人件費を削減することをねらい行われているものです。前政権が瓦解した今、前政権や前市長の間違った方針に従う必要はありません。公立保育所の廃止計画は撤回すべきです。  さらに、保育の継続性を全く無視し、子供の人権をも侵害する年度途中からの民間保育園への移管が、この十月から強行されました。代表質疑で、我が会派の福島議員が、廃止予定の保育所に足を運んで保護者や子供、保育士の話を聞くべきだと求めたのに対し、奥山市長はそれには答えようとしませんでした。  ガス事業の民営化についても、奥山市長は、引き続き民営化の方針を堅持していくと述べました。決算年度に膨大な手間暇とお金をかけて進めてきた民営化は、東京ガス、東北電力、石油資源開発から成る事業継承グループから辞退の申し出があり、とんざし、白紙となりました。当然の結果です。一たん白紙に戻ったものを引き戻す愚かなことはやめるべきです。市民の貴重な財産である優良な公営ガス事業を市民とともに維持することこそ市民福祉へ貢献する道です。  仙台市の地域経済活性化、雇用対策のありようが今議会で議論されました。市が三十三億三千万円もの多額の助成金を出してきた東北セミコンダクタが、決算年度に百五十名のリストラを行いました。さらに、二〇一一年中には工場を閉鎖し、六百名もの正社員を解雇しようとしています。従業員の多くは三十代前半の世代で、子育て真っ最中の若い人たちです。家も購入したばかりでローンもあります。東北セミコンダクタはアメリカ大企業の子会社です。会社が赤字を出して工場を閉鎖するのではなく、より大きなもうけを上げるために撤退をするのです。こういう身勝手な多国籍企業に対して、仙台市は市民の生活を守るために毅然とした態度を示すことが求められています。  しかし、奥山市長は、企業を擁護する立場に立ち、撤退はやむを得ないと答えました。三十三億円以上に上る助成金の返還も求めない、市としての独自の労働相談の窓口も設けないという、こんな情けないことでいいのでしょうか。これでは到底市民の理解は得られません。  大企業には多額の税金を投入しながら、子供たちにはお金を出し渋る実態が明らかになりました。決算年度に各学校から寄せられた施設の修繕要望が二千七百二十二件ありましたが、修繕が行われたのは七割しかありませんでした。臭くて汚いトイレが放置され、子供たちに苦痛を強いている実態。築四十年近い体育館が避難所として使用できないくらい傷んでいるのに改築されずに取り残されています。トイレの改修などに係る大規模改造事業費と学校維持補修費が減らされている結果です。トイレは人権です。子供たちが学ぶ環境を整えるのは市の責任です。三億七千万円の市債を発行してまで五十インチの大型デジタルテレビを購入するんだったら、要望の出ている学校施設の改修や修繕に対しても、待たせることなく早急に対応すべきです。  新型インフルエンザ対応でも同様のことが言えます。学校の手洗い場や蛇口が不足しているため、手洗い、うがいに時間がかかり、給食時間が少なくなってしまうという学校現場からの声が寄せられました。私たちは、教育当局に手洗い場の増設と蛇口をふやすことを求めました。これに対して教育長は、手洗い場や蛇口をふやす必要はないと、にべもない冷たいお答えでした。子供たちの安全や健康を守ることにこそ優先してお金を回すべきです。補正予算も含めて、必要な予算の確保を求めます。  以下、議案に沿って反対理由を述べます。  第九十四号議案平成二十年度仙台市一般会計歳入歳出決算中、第二款総務費では、現在の市財政の困難は、これまでの自民、公明政権による庶民いじめの政治と地方交付税の削減によってもたらされているものです。その原因をそのままにして、国の言うままに市民サービス切り捨てと負担増を進める行財政集中改革計画に反対します。  第三款市民費では、行政サービスセンターを廃止し、市民サービスを後退させたことに反対です。  第四款健康福祉費では、決算年度には公立保育所の廃止の具体化を進めました。全国最低レベルになっている待機児童の解消と保育基盤の充実を急ぐべきときに、原町保育所と大野田保育所の廃止を決めたことに反対です。  第五款環境費では、決算年度の半年で約十億円もの市民負担を押しつけた家庭ごみ有料化に反対です。  第六款経済費では、東北セミコンダクタへの企業立地等促進助成費一千三百五十二万円に反対です。仙台空港整備事業費負担金は、国の直轄事業への地元負担金の押しつけであり、同意できません。  第七款土木費では、仙台港背後地土地区画整理事業負担金、あすと長町地区の土地区画整理事業推進費、地方特定道路事業費及び都市拠点総合整備事業費に反対します。また、仙台空港線整備費補助金、都市計画街路事業費のうち、仙台北部共同溝に同意できません。国営みちのく杜の湖畔公園の整備費負担金及び維持管理費負担金は、本来国が全額負担で進めるべきです。国直轄道路事業負担金とともに反対です。  第九款教育費では、学力テストの実施に反対です。小中学校統廃合計画並びに市立高校再編に反対です。学校の維持修繕費が年々減額され、子供たちに我慢を強いています。要望にこたえられる予算を確保すべきことを求めて反対します。学校給食の調理業務は、市が責任を持ち、直営で行うべきです。PFIで行った野村学校給食センター及び幸町学校給食センターのPFIでの整備に同意できません。  歳入につきましては、以上の事業にかかわる第十六款使用料及び手数料、第十七款国庫支出金、第二十一款繰入金及び第二十四款市債について反対します。  平成二十年度国民健康保険事業特別会計決算は、国保料の引き上げを行ったことに反対です。  平成二十年度仙台市後期高齢者医療事業特別会計決算については、年齢で命に差別を持ち込み、際限ない負担増と給付削減をもたらす後期高齢者医療保険制度は廃止すべきであり反対です。  第九十六号議案平成二十年度自動車運送事業会計決算認定に関する件は、岡田出張所の民間委託に同意できません。  第九十七号議案平成二十年度仙台市高速鉄道事業会計決算は、東西線の本格着工後、決算年度は加速的推進と言って当初予算の三倍も膨れ上がらせました。市民合意も不十分なまま暴走する地下鉄東西線建設関連の決算に反対します。  第九十九号議案平成二十年度仙台市ガス事業会計決算についてですが、決算年度にはガス民営化に向けて約一億三千万円も出して、積算の裏づけもあいまいなまま調査委託を行いました。その調査結果も、肝心なところは非公開のままです。また、原材料の高騰を理由に料金を値上げする一方で、採算の見通しもないのに、セントラル自動車などトヨタ系工場三社のために二十一億円もかけてガスの導管を引く工事費を計上しました。ガス局民営化のための事業経費決算に反対です。  奥山市長は、市長就任後の記者会見で、市民のさまざまな声や願い、希望を対話の中からくみ上げ、新しい仙台を築いていきたいと語りました。本当にそう思うのであれば、直接現場に出向いて市民が置かれている状況を直視すべきです。たとえ自分にとって耳の痛いことであっても、真摯に受けとめ対応することが求められています。  例えば、今議会で話題に上った原町保育所や大野田保育所、ワッセ森のひろば保育園の保護者や東北セミコンダクタの従業員の皆さんと直接会って、切実な声を聞くべきです。そういうこともできないようでは、市民との信頼を築くことはできないし、前市長と同じことになります。市民党を名乗る資格もありません。  国政は、国民の手によって新しい歴史の扉が開かれました。仙台市政においても、従来のしがらみを捨てて、福祉や教育、暮らしがよくなり、政治が変わったと市民が実感できる市政への転換を強く求めて討論といたします。  御清聴ありがとうございました。(拍手) 27: ◯議長(野田譲)これにて討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  各号議案のうち、まず、  第九十四号議案 平成二十年度仙台市一般会計特別会計歳入歳出決算認定に関する件のうち、  平成二十年度仙台市一般会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算 以上三件を一括して採決いたします。  委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各決算は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 28: ◯議長(野田譲)起立多数であります。よって、各決算は、いずれも認定することに決しました。  次に、  平成二十年度仙台市都市改造事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市中央卸売市場事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市駐車場事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市公債管理特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市新墓園事業特別会計歳入歳出決算  平成二十年度仙台市介護保険事業特別会計歳入歳出決算 以上九件を一括して採決いたします。  委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各決算は、委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、各決算は、いずれも認定することに決しました。  次に、  第九十六号議案 平成二十年度仙台市自動車運送事業会計決算認定に関する件  第九十七号議案 平成二十年度仙台市高速鉄道事業会計決算認定に関する件  第九十九号議案 平成二十年度仙台市ガス事業会計決算認定に関する件 以上三件を一括して採決いたします。  委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各号議案は、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 30: ◯議長(野田譲)起立多数であります。よって、各号議案は、いずれも認定することに決しました。  次に、  第九十五号議案 平成二十年度仙台市下水道事業会計決算認定に関する件  第九十八号議案 平成二十年度仙台市水道事業会計決算認定に関する件  第 百 号議案 平成二十年度仙台市病院事業会計決算認定に関する件 以上三件を一括して採決いたします。  委員長報告は、いずれも認定すべきであるとするものであります。各号議案は、委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、各号議案は、いずれも認定することに決しました。  次に、  第 百二 号議案 平成二十一年度仙台市都市改造事業特別会計補正予算(第二          号)  第 百三 号議案 平成二十一年度仙台市介護保険事業特別会計補正予算(第一          号)
     第 百四 号議案 平成二十一年度仙台市病院事業会計補正予算(第一号)  第 百五 号議案 特別職の職員に対する退職手当支給条例の一部を改正する条          例  第 百六 号議案 仙台市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に関す          る条例の一部を改正する条例  第 百七 号議案 仙台市環境保全基金条例の一部を改正する条例  第 百八 号議案 仙台市国民健康保険条例の一部を改正する条例  第 百九 号議案 仙台市手数料条例の一部を改正する条例  第 百十 号議案 仙台市営住宅条例の一部を改正する条例  第百十一号議案 仙台市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の          一部を改正する条例  第百十二号議案 仙台市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例  第百十三号議案 仙台市市民センター条例の一部を改正する条例  第百十四号議案 工事請負契約の締結に関する件  第百十五号議案 権利の放棄に関する件  第百十六号議案 和解に関する件  第百十七号議案 指定管理者の指定に関する件  第百十八号議案 市道路線の認定及び廃止に関する件 以上十七件を一括して採決いたします。  委員長報告は、いずれも可決であります。各号議案は、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、各号議案は、いずれも原案のとおり可決されました。          ────────○────────     日程第五 閉会中継続審査の件 33: ◯議長(野田譲)日程第五 閉会中継続審査の件を議題といたします。  各委員会委員長から、会議規則第六十四条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。         ─────────────────── 34: ◯議長(野田譲)お諮りいたします。各委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、各委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。          ────────○────────     日程第六 常任委員の所属変更の件 36: ◯議長(野田譲)日程第六 常任委員の所属変更の件を議題といたします。  健康福祉常任委員の池田友信君から経済環境常任委員に委員会の所属を変更されたい旨の申し出があります。  お諮りいたします。池田友信君から申し出のとおり、委員会の所属を変更することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、池田友信君の委員会の所属を変更することに決しました。          ────────○────────     日程第七 意見書案第五号 38: ◯議長(野田譲)日程第七 意見書案第五号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める件を議題といたします。         ─────────────────── 39: ◯議長(野田譲)提出者から説明を求めます。高橋次男君。     〔十六番 高橋次男登壇〕 40: ◯十六番(高橋次男)ただいま議題となりました意見書案第五号改正貸金業法の早期完全施行等を求める件につきまして、御説明いたします。  経済、生活苦での自殺者が年間七千人に達し、自己破産者も十八万人を超え、多重債務者が二百万人を超えるなどの深刻な多重債務問題を解決するため、平成十八年十二月に改正貸金業法が成立し、出資法の上限金利の引き下げ、収入の三分の一を超える過剰貸付契約の禁止などを含む同法が完全施行される予定です。  改正貸金業法成立後、政府は多重債務者対策本部を設置し、官民が連携して多重債務相談に取り組んできた結果、着実にその成果を上げつつあります。同法の完全施行の先延ばしや金利規制などの緩和は、再び問題の急増を招きかねません。  以上のことから、国会及び政府に対し、地方消費者行政の充実及び多重債務者問題が喫緊の課題であることも踏まえ、同法を早期に完全施行するとともに、相談体制の拡充、セーフティーネット貸し付けの充実及びヤミ金融の撲滅などの施策を実施するよう要望するものであります。  以上、趣旨を御理解いただき、各位の御賛同をお願いする次第であります。  御清聴ありがとうございました。(拍手) 41: ◯議長(野田譲)これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42: ◯議長(野田譲)質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております意見書案第五号については、会議規則第三十三条第三項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、意見書案第五号については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44: ◯議長(野田譲)討論なしと認めます。  これより採決に入ります。  意見書案第五号 改正貸金業法の早期完全施行等を求める件 は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 45: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、本意見書案は、原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩いたします。     午後二時十一分休憩          ────────○────────     午後二時二十五分開議 46: ◯議長(野田譲)休憩前に引き続き会議を開きます。          ────────○────────     日程第八 天皇陛下御即位二十年につき天皇陛下に賀詞を奉呈する件 47: ◯議長(野田譲)日程第八 天皇陛下御即位二十年につき天皇陛下に賀詞を奉呈する件を議題といたします。     〔十番 相沢和紀 十一番 すげの直子 十二番 高見のり子      二十四番 ふなやま由美 三十六番 花木則彰 四十七番 嵯峨サダ子      五十八番 小山勇朗 五十九番 福島かずえ退場〕         ─────────────────── 48: ◯議長(野田譲)提出者から説明を求めます。柿沼敏万君。     〔三十八番 柿沼敏万登壇〕 49: ◯三十八番(柿沼敏万)ただいま議題となりました天皇陛下御即位二十年につき天皇陛下に賀詞を奉呈する件につきまして、提案理由を御説明いたします。  お手元に配付の案は、天皇陛下御即位二十年につきまして、天皇陛下に市民とともに謹んで慶賀の意を表するものであります。  案文の朗読をもって、提案理由の説明にかえさせていただきます。    天皇陛下御即位二十年につき天皇陛下に賀詞を奉呈する件  このたび天皇陛下御即位二十年を祝し、本市議会として慶賀の意を表するため、下案のとおり賀詞を奉呈する。  天皇陛下に奉呈する賀詞(案)  このたび天皇陛下がめでたく御即位二十年をお迎えになられましたことは、仙台市民ひとしく喜びにたえないところであります。  ここに仙台市議会は、市民とともに謹んで慶賀の意を表します。  平成二十一年十月九日                                 仙台市議会  以上、趣旨を御理解いただき、各位の御賛同をお願いする次第であります。  御清聴ありがとうございました。 50: ◯議長(野田譲)お諮りいたします。ただいま議題となっております天皇陛下御即位二十年につき天皇陛下に賀詞を奉呈する件は、会議規則第三十三条第三項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 51: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、本件は、委員会の付託を省略することに決しました。  お諮りいたします。  天皇陛下御即位二十年につき天皇陛下に賀詞を奉呈する件 は、原案のとおり賀詞を奉呈することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、本件は、原案のとおり賀詞を奉呈することに決しました。     〔十番 相沢和紀 十一番 すげの直子 十二番 高見のり子
         二十四番 ふなやま由美 三十六番 花木則彰 四十七番 嵯峨サダ子      五十八番 小山勇朗 五十九番 福島かずえ入場〕          ────────○────────     日程第九 議員派遣の件 53: ◯議長(野田譲)日程第九 議員派遣の件を議題といたします。         ─────────────────── 54: ◯議長(野田譲)本件は、お手元に配付のとおり、地方自治法第百条第十三項及び会議規則第百十一条の規定により、議員を派遣しようとするものであります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員派遣の件については、会議規則第三十三条第三項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、本件については、委員会の付託を省略することに決しました。  これより採決に入ります。  議員派遣の件 は、お手元に配付のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56: ◯議長(野田譲)御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。          ────────○──────── 57: ◯議長(野田譲)以上で、本日の日程は、すべて終了いたしました。  これをもって、平成二十一年第三回仙台市議会定例会を閉会いたします。     午後二時三十分閉会...